今年の第7回社会臨床学会の総会は、設立総会の時と同じ会場で開催することとなりました。そして、実行委員長も同じく私が引き受けることとなりました。このパターンだと代わりばえがしないからやめよう、と異議を唱えたのは私一人であったことを一応申し添えておきます。
今総会は、例年に比してかなり変更点が多いものとなりました。
まず、総会のタイトルがありません。全体のテーマ的なものを見いだすことも、時代状況を的確に一文で表現することもどちらも難しかった、と言うよりも、今年はシンプルにいこうというのが学会運営委員会の本音かもしれません。
また、記念講演も行いません。これは、シンポジウムの討論時間を十分に確保するためです。討論時間がいつも足りない、と不満に思われている方も多いのではないかと考え、十分に時間をかけようと大ナタを振るいました。
分科会形式をとる総会が続いていたのですが、今回は2つの全体会にしました。教育と医療の大状況を全体で語り合うことにより、今の時代を生きる私たちの羅針盤ともなれるような議論ができたらと思っています。
多くの方の参加をお待ちしています。会員ではない方でもお気軽にご参加下さい。
総会についてのご質問等は、総会実行委員長平井秀典までお問い合わせ下さい。